台中市の市街から少し南西に下った烏日區にある4階建ての廃墟。この建物では2階に女性の霊が出るという噂が有名で、台湾十大鬼屋の1つに数えられている。
この廃墟の曰くはこんな話だ。元々このビルはとある富豪の邸宅として1975年に建築されたのだという。その富豪の男性は当時バーの踊り子と付き合っていて、この家が完成したら結婚して一緒に住もうと約束していたという。
しかしいざ邸宅が完成すると、男性は踊り子を捨て、別の女性と付き合うようになった。男性に裏切られた踊り子は自暴自棄になり、ある雨の日に赤いドレスを着て完成したばかりの邸宅に忍び込み、2階の一室で首を吊って自殺した。
実は男性と踊り子は、邸宅の建設途中(おそらく日本でいう棟(むね)上げの段階)に一緒に建物内部を見て回ったそうだ。そして男性は2階の1室を指し、そこが自分たちの寝室になると言ったのだ。新婚の夫婦が愛をはぐくむであろう寝室。その寝室で踊り子は赤いドレス(婚礼の衣装)を着て自殺したのだ。
噂によると、この廃墟では今も夜に誰もいないはずの2階の寝室に灯りがともり、女性の泣く声が聞こえると言われている。
※この廃墟は隣で鉄工所を経営する林さんが所有されているそうです。中に入るには林夫妻の許可が必要らしいです。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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