韓国の京畿道広州市にあった精神病院。正式名称は「南陽(ナミャン)精神病院」といい、1992年12月に病床数40床の専門病院として開院するも、1996年7月に閉鎖される。わずか4年にも満たずに突如閉鎖されたため色々な噂が立った。
代表的な噂は「患者が相次いで謎の死を遂げたため閉鎖された」、「発狂した院長が自殺をした」、「もともと病院のある場所は、多くの人が死んだ刑務所だった」など。このような曰くから、この病院で亡くなった患者の霊が出ると言われていた。
しかし実際の所、閉鎖の理由は経済的なものらしい。この建物には下水道設備と衛生上の問題があり、病院施設の改修工事に莫大な費用がかかるため、結局病院として維持するのが困難になり閉鎖されたというのが実情のようだ。
2012年に米CNNにより「7 of the freakiest places on the planet」(世界で最も恐ろしい場所7選)として紹介されてから一躍有名になり、一時期は廃墟になった病院に侵入するものが後を絶たなかったという。
さらに2018年3月にはこの病院廃墟に伝わる都市伝説をモチーフにした映画『コンジアム』(原題:곤지암)が韓国で公開され話題になった。
しかし残念ながら2018年5月頃に建物は解体されてしまい、現在は更地になっている。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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