ある人が....。
桜の舞い散る中で異動した。
それから、数年後、
突然、退社。。
ある人が退社前後合わせて
世の中、未曾有の事ばかり
続いた。
その未曾有の時に中心に
居るべき人物が
すでに異動してしまっており、
本当に必要な人材が
揃っていない事から
現場は大混乱。
さらに、その時にいた
同じタイプの人材さえも、
あまり有望ではなく、
本当に引き継いだのかという
レベルだった。
それから、
未曾有が続いたある日、
退社した彼の訃報が入った。
彼の最後の一言。
「もっともっと助けてあげられなかったかなぁ...」。
無念だっただろう。
その訃報の折、
同期の社員から聞いた話。
「あいつ、
会社の方針で異動になったらしい。
実を言うと本人は他に類を見ないほどの才能があったのは確かで、
僕たちも尊敬していたんだ。でも、
しかし、ネットの質問サイトで2013年の夏ごろから12月にかけて相当な事を書かれたらしく、
他の同僚がフォローしてまわったらしい。
一説によれば、
「この会社にいる人が書いた」って言う話もあるほどで、
他にも「他社と組んでわざと
本人に対して
否定的な事を書いて、
さらにある有名なキャラクターと組ませようと他社が仕組んだ」って言う話もある。
本当に惜しい存在だよ。
これから先、
あいつみたいな人材が
また出てくるかどうか分からないからな。
「100年に一度あるかないかの逸材」だったんだから。」
本人は無念だっただろう。
それから、数日後、
突然、同僚から連絡があった。
「うちの会社の一人が
◯捕されたって.....」
話を聞いてびっくりした。
「なんでそうなったか分かるか?」
それで自分は「どういう事?」
「それがね.....。
あいつ、同じ会社のパソコンに繋いでいるサーバーから、
同僚らのネットの履歴を
残していたんだよ。
それに、同僚の出勤と
退勤時間、
仕事内容を記録してた。
それから、
全部、浮かび上がったのは
やっぱり同僚だった。
親族が遺品整理で資料を整理していた時に見つけたらしくて、
それに対して届けを出して、
◯補に繋がったんだって。
だから、あいつ。
やっぱり....」と
その後は涙声になっていて
自分はなんともいいようがなかった。
「人を呪わば穴二つ。」
この事は肝に銘じたい。