万松楼(ばんしょうろう)。長崎県佐世保市にあった老舗旅館。創業は明治26年(1893年)。
明治29年(1896年)に伊藤博文がここで休息した際、本館から眺めた松林の景勝を愛(め)でて「万松楼」と命名したと言われている。それ以降、東郷平八郎、永井柳太郎、西郷従道、野口雨情、山本五十六など政治家、軍人、文化人たちに愛され、地元では格式の高い老舗旅館として知られていたようだ。
しかし2000年代に入ってから経営が悪化。ウィキペディアによると2006年(平成18年)1月30日に民事再生法の適用を申請。2011年からは新経営陣のもとで運営していたが、2014年に源泉を汲み上げるポンプの故障を理由にホテルの営業を停止し、2017年に債権者からの競売申し立てによりホテルは競売にかかり、2018年に東京都中央区の株式会社サイ・パートナーズにより落札されたという。
心霊的な噂としては、裏手に西方寺の墓地があることから、営業当時から館内に霊が出ると言われていたらしい。また建築する際、お墓の一部を取り壊して旅館を建てたために幽霊が出るとも言われている。合宿で宿泊した学生たちの間でも霊が出ると噂され、「3階にお札の貼ってある部屋がある」、「3階の一番奥の部屋で、女の人の経を読む声や太鼓を叩く音を聞いた」などの話がある。
また2023年11月8日に、218号室において死後数年経過したと思われる一部白骨化した死体が発見されている。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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