兵庫県姫路市の広峰山の山の中に、2階建ての廃屋と廃バスが放置されている。廃バスの方は2012~2013年くらいに撤去されてしまったようだが、廃墟はまだ残っている。
噂によると、「この廃バスは山道で事故を起こした車両がそのまま放置されたもので、事故で亡くなった人の霊がまだバスの中にいる」とか、「以前横の廃屋に住んでいた家主が、物置にしようと廃バスを持ってきたが、これが事故を起こした呪いのバスで、その呪いのせいで一家が全滅してしまい廃屋だけが残された」などと言われていた。
しかし実際のところ廃バスにそのような曰くはなく、家主がバス愛好家だったので神姫バスから使われなくなったバスを譲ってもらい、自宅の前に飾っておいただけのことらしい。
この家のご主人は焼きアナゴ業で成功した方で、昭和43年(1968)に広峰山にこの家を建てたという。そして前述のように趣味でバスを買い取り、庭先に設置し、休日には孫やその友達をバスの中で遊ばせていたという。
その後1987年に主人が逝去し、奥さんも足腰が悪くなったため、子どもたちと同居することになり、この家が放置され廃墟化したという事だ。
以上のようにこの家に特に曰くは無いのだが、この話以外にも広峰山には色々な噂が存在する。例えば、昔あるカップルが山の頂上で心中をした、広峰山に深夜2時に行くと幽霊が見える、廣峯神社の木に女性の幽霊が現れるなどと言われる。このため廃屋に曰くが無くても、広峰山自体が心霊スポットと言える。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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