五万ヶ池(ごまがいけ)。佐賀県三養基郡上峰町、鎮西山の中腹にあるため池。
この池には源 為朝(みなもと の ためとも)に関する伝説が残されている。為朝は生まれつき乱暴者であったため父から勘当され、九州に追放されるが、鎮西山に山城を築き辺り一帯を制覇して、鎮西八郎(ちんぜいはちろう)を名乗ったと言われる。
伝説によれば、ある時、為朝と対立する豪族が5万騎あまりもの兵で鎮西山を攻めたが、為朝の軍によって撃退され、ため池の水は討たれた将兵の血により真っ赤に染まったと言われている。
為朝が五万の兵を討ったというこの故事から、池は「五万ヶ池」と呼ばれるようになった伝えられる。しかしこれはあくまで伝説で、実際のところこの池は、山城の兵馬のための飲料水を確保するための水源であったと考えられ、「駒ヶ池」が転じて「ごまがいけ」呼ばれるようになったとするのが一般的なようだ。
それでもなお、夜になると池の周辺は不気味な雰囲気につつまれ、誰かの気配を感じたり、話し声が聞こえたりすると言われている。
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