佐賀県の吉野ケ里町にある権現山の南麗は、通称「戦場ヶ谷」と呼ばれ、古戦場だったと言われている。
戦国時代、この辺りに勢力を持っていた少弐氏(しょうにし)は肥前地域に侵攻を計る大内氏と激しく対立していたという。少弐氏は1534年に籾岳城(もみだけじょう)に陣を構えた大内氏側の陶興房(すえ おきふさ)の軍を急襲してこれを破ったとされ、この時に権現山の南麓は戦場になったため、この辺りは戦場ヶ谷と呼ばれるようになったそうだ。
この場所には旧東脊振村(ひがしせふりむら)の村制100周年を記念した展望台があり、夜景スポットでもあるため、夜中にドライブがてら訪れる人も多いのだが、展望台に行った人の中には、遠くから合戦で使われるホラ貝の音を聞いたとか、刀同士が交わる金属音が聞こえたと言う人も多い。
また展望台に行く途中、カーステレオからうめき声が聞こえて来たり、霊障によるためか突然原因不明の寒気に襲われるという体験をした人もいるようだ。
ちなみに近くにあった「トム・ソーヤの森」と呼ばれていた町営キャンプ施設は、施設が老朽化したため、現在は整備・改修して新たに「アドベンチャーバレーSAGA」というアスレチック施設に生まれ変わっている。
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