富美(ふみ)の家。紋別郡湧別町上富美にあった廃屋。この家はもともと酪農を営んでいたらしいが、1980年代後半には廃屋となっていたようだ。
この家の曰くは様々言われていて、「家の主人が亡くなり、次男も自殺したため空き家になった」という比較的地味な話から、おそらくこの話に尾ひれがついて誇張された話と思われるが、「息子が家族全員を殺して、自分も家の向いにある牛舎で首を吊った」とか、「精神を病んでいたお婆さんが一家を惨殺して本人も自殺した」という話まで聞かれる。
噂が広まった1990年代には心霊スポットとして有名になり、肝試しに来る人も多かったらしい。この時代、富美の家を訪れた大学生が帰りに事故にあって死んだという噂がある。また、家族を惨殺したお婆さんが描いたとされる絵があって、これを持ち帰った大学生が発狂したという話も聞かれた(絵を持ち帰ったが、絵から不気味な視線を感じ、すぐに元の場所に戻したので助かったというバージョンもある)。
1999年頃に不審火によって焼け、現在は解体され更地になっている。しかし跡地になった今でも周辺で男性の霊が目撃されるという。
どんな幽霊が出ましたか?
少年1
男性21
老爺0
動物1
少女1
女性3
老婆5
正体不明2
↑ボタンをタップすると投票できます(3回まで)