長寿アニメ第五位にランクインしている国民的アニメちびまる子ちゃん。サザエさんに次いで日曜の顔となっている。そんなちびまる子ちゃんの最終回として噂されている都市伝説がある。
最終回の都市伝説はドラえもんやサザエさんなどにも存在しているがどちらも不幸な終結を迎える、都市伝説ならではのブラックな設定になっているが、ちびまる子ちゃんの最終回は都市伝説には珍しいハッピーエンドになっている。
その内容のキーマンとなるのはおじいちゃんの友蔵だ。
エンディングでは友蔵が亡くなったところから始まる。葬式を終え遺品を整理していたところ、まる子が押入れの中から株券を発見する。なんでおじいちゃんが株券を?と家族は不思議がっていたが、とりあえず調べてみようという事になり、ひろしが友人に頼んで株券を調べてもらった。
すると驚いた事にその株券の価値は非常に高騰しており、家族会議の結果、おじいちゃんが残してくれた幸せだとして売却を決めた。
さくら家はそれほど裕福ではない家庭だったが、株券を売った事で生活は豹変し一気にお金持ちへと変った。家は豪邸に建て替え、子供たちは私立の学校へと転校し、幸せな生活を過ごした。
まさに絵に描いたようなハッピーエンドを迎える最終回。しかしそこに友蔵が存在していないのにさくら家は笑顔で過ごしているといったところが都市伝説であるがゆえの不気味さを持っている。