ドラえもんの体の色はもともと黄色だった
これはドラえもん好きな人にとっては周知の事実だ
ネズミ(正確にはネズミロボット)にかじられた耳を取る事になり、ガールフレンドにツルツルになった頭を笑われてしまったドラえもんはショックで一日中泣き明かしそのせいで体の黄色いメッキが剥がれ地の青色になってしまった
これは映画にもなっており公式の設定となっている
しかし何故、青色だったのか
メッキが剥がれたという設定だったら別に青色じゃなくても赤色でも緑色でも良かったはずだ
これにはちょっとした大人の事情がある
かつて連載誌のトビラページは背景が黄色でタイトルが赤い文字になる事が多かった
そこでドラえもんのカラーを考えた時に三原色の残りを当てはめたと言われている
そうする事で目立ちより多くの人の目につく事になる
今でこそドラえもんは国民的アニメの地位を築いているが、連載当初は人気を出すためにこのような苦肉の策を取っていたのだと思われる
その積み重ねが今の人気に繋がっている