世間で大反響を呼んでいる進撃の巨人。
圧倒的な力で人間を襲い食す巨人と、その巨人から逃げて城壁の中で暮らす人間との戦いが描かれている。
生き残った少年達がまた一人と殺されながらも巨人の謎を解明し対抗していくダークな部分も描写されている。
しかしさらにダークなのは巨人が実在した殺人鬼をモチーフにしているのではないかという話だ。
二体の巨人に名づけられているソニーとビーン、これはソニー・ビーンという人物に由来すると噂されている。
この人物は15世紀のスコットランドに実在した殺人鬼の名前だ。
ソニーはアグネス・ダグラスという女性と洞窟で暮らし、近くを通りかかる旅人を襲って金品を盗み生活をしていた。
ところがそれだけでは飢えを凌げなくなり、ついには襲った人間の肉を食べるようになったそうだ。
しかし驚くのはここからだ。
ソニーとアグネスは欲望のままに生き、子供を作るとその子供達と近親相姦を繰り返しなんと48人の一族を造り上げてしまった。
一族の襲撃からなんとか逃れた女性からの証言により事件が発覚し、一族は軍によって捕縛された。
25年間での犠牲者は1000人を超すとも言われており、一族は全員処刑された。
人気漫画は狂気の殺人鬼から生まれた、としたら恐ろしい話だ。