1940年代に黒人の心理学博士がこの世の中にどれだけ人種差別が蔓延しているかを証明するための実験を行った。
物心がついたばかりの黒人の子供たちに白人と黒人の人形を見せて、「どちらのほうが可愛いか」「自分はどちらに似ているか」と質問をした。
子供たちはみんな可愛いほうに白人の人形を選び、似ているほうに黒人の人形を選んだ。きれい、優秀などいずれの質問でも白人の人形が選ばれた。
いかに黒人の子供たちがメディアや環境によって劣等感が刷り込まれているか明白となった実験だった。現代になって同じ実験を行ったがやはり結果は同じであった。