これはクレヨンしんちゃんに登場するしんこちゃんについての都市伝説です。
あまりアニメを見ていない方には聞き慣れない名前かもしれませんが、謎の人物として初登場時から正体は誰なんだと度々議論がされてきました。
物語上の設定では『5年後の未来からやってきたひまわりの友達』となっていてこれはしんこちゃん自身が語ったものです。
5歳になったひまわりは毎日みさえに叱られる日々に嫌気が差し、自分は本当に愛されているのか、血が繋がった本当の親子なのかを確認してきてほしいと頼まれたとも語っています。
たまに登場するしんこちゃんについてネット上では様々な噂が広まり、今では『しんこちゃんはひまわり本人だろう』ということで結論が出ています。
作者亡き今となっては真実は分かりませんがこれを裏付ける言動が物語の中でもいくつかあります。
例えば名前を聞かれた時に「ひま・・な子供、しんこで~す」と言いなおしたり、しんのすけに対して「おにぃ・・ぎり頭」と声をかけそうになった事があります。
それに言葉の喋れないひまわりと意思疎通ができたり、しんこちゃんがお守りにしているアクセサリーと同じものをヒロシから貰うエピソードもありました。
おそらく作者もそのつもりでヒントを残したのではないでしょうか。
しんこちゃんに関してもう一つ隠された話があります。
しんこちゃんが現れるのは決まって雨の日です。
これは向日葵が咲く時、花は太陽の方角を向いて咲くので、雨雲で太陽が隠れた時しか後ろを向くことができない。
つまり過去に戻ることができない、という説です。
なぜ雨の日にしか現れないようにしたのか。
理由を考えると上記の説に行き着くのではないでしょうか。
ある日からしんこちゃんが登場しなくなったことを考えると、本当に愛されて育てられていると納得できて安心して未来に帰ったからなのでしょう。