愛知県南知多町にあるラブホテル廃墟。オレンジを基調にした南欧風の建物で、南フランスのリゾート地であるサントロペをモチーフにしたラブホだったようだ。また、ラブホテルには珍しく、プライベートビーチがあるのが売りだった。1977年時点で存在し、2014年頃に閉業したと言われている。
今のところ心霊的な噂はないようだが、近くにあるプルメリアが心霊スポットとして最近人気が出ているため、この廃墟も注目されている。
ちなみに本家フランスのサントロペの名前の由来には次のような話がある。それはキリスト教徒が迫害されていたローマ皇帝ネロの時代、ピサにトロペスという人がいて、彼はキリスト教の信仰を捨てなかったために斬首刑にされたと言われている。彼の遺体は朽ちた木舟に乗せられ、海に流された。そしてその遺体が流れ着いた先が現在のサントロペで、街の名前はこの聖人にちなんで付けられたという訳だ。
以上がサントロペの由来だが、このホテルあるいは南知多町がサントロペと歴史的に何か関係があったかと言えば、特にそういう事はないらしい。これは日本の集合住宅やホテル一般についても言えるが、このホテルもオシャレなイメージ、高級リゾート感を出すため、安易にフランス語の名前を付けた感が否めない。しかもよりよってラブホテルに聖人の名前を付けるという罰当たりな行為をしてしまった。そのためにホテルは呪われて廃業したと言えるかもしれない。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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