福岡市中央区にある公園で日本さくら名所100選に選定されている。
1970年に公園北側が埋め立てられるまで展望台のすぐ下が海だった。このため昔はよくここから海に飛び込む人がいて、飛び込み自殺の名所だったと言われている。また江戸時代には処刑場があったという噂もある。
近隣に住む住民の間では頻繁に霊を目撃している人もいるらしく、誰もいない夜の神社で女性の悲鳴が聞こえた、人魂を見たなどの体験談がある。
最近では2012年に拳銃を使った自殺と思われる事件が発生している。
【神社で男性死亡、近くに拳銃 福岡】
21日午前6時50分ごろ、福岡市中央区西公園の光雲(てるも)神社から近くの交番に「男の人が頭から血を流して倒れている」と通報があった。福岡県警中央署員が駆け付けたところ、倒れていた男性のそばに拳銃が落ちていた。男性は現場で死亡が確認された。同署は事件と自殺の両面で調べている。
県警によると、男性は30代とみられ、上下ジャージー姿。公園内の藤棚周辺にあおむけに倒れていた。右こめかみには拳銃で撃ったとみられる傷があった。落ちていた拳銃は回転式で、銃弾のようなものが拳銃内に複数発残っていたという。男性は暴力団とつながりがあった可能性もあり、県警は拳銃の入手経路などを調べる。
(日本経済新聞 2012年6月21日 11:37)
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