「ルパン三世カリオストロの城」のモチーフとなったお城がイタリアのサン・レーオという街に存在する。
そのお城はサンレオ城という名前で、アレッサンドロ・カリオストロ伯爵が最後を迎えたことからカリオストロ城と呼ばれている。
カリオストロ伯爵は逮捕されては脱走を繰り返すが、1785年に起きたマリー・アントワネットの首飾り事件(首飾りの代金を騙し取った詐欺事件)の首謀者として逮捕。
神冒涜の罪で死刑を宣告されたものの、最終的に終身刑に減刑され、サンレオへ城に引き渡された。
カリオストロの入った牢獄は入口が天井にしかなく、小さな窓があるだけだった。
中には木製のベッドがあるだけで出口がないため「小さな井戸」とも呼ばれていた。
カリオストロは朝も夜もわからない暗い牢獄で最後の4年間を過ごした。
天井の入口から見張り人が降りてきて殴る蹴るの暴力を振るうことも多かった。
城内には今でもカリオストロを拷問した道具が残っている。
亡くなる瞬間は身体の半分がマヒした状態だったという。
お城を訪れた観光客は度々心霊現象を目撃している。
逮捕のキッカケとなったマリーアントワネットへ強い怨念を抱いたまま死んだカリオストロの魂は今でもサンレオ城に渦巻いているのだろう。
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