海水浴をしたりガーデニングをしたりと自由さが売りのニンテンドー3DS用ゲームどうぶつの森。そんなほのぼのとしたゲームに自殺を仄めかすような都市伝説がある。なんとプレイ中に呪い曲をリクエストできるというのだ。
どうぶつの森では土曜日の夜、8時から12時のあいだにライブが行われる。「ミュージック」収集のために通った人も多いはずだ。このライブでは最後にプレイヤーが1曲だけリクエストすることができる。犬のストリートミュージシャンとたけけに持ち歌をリクエストすると歌ってくれる。
この時に「くらいにちようび」と入力すると暗い日曜日という歌が聴ける。ところがとたけけのレパートリーは100曲前後なのだがその中に暗い日曜日は存在しない。これは攻略サイトなどで全曲リストアップされているがどこにも記載されていないことが分かる。
さらに恐ろしいのはゲーム内に暗い日曜日の曲データは存在しないのだ。存在しないのだからどんなに遊んでいてもDS本体から曲が流れることはないはずだ。それにも関わらずこのような都市伝説が残っているのは何故なのか。それは実際に聴いた人がいるからに他ならない。
聴くためにはある条件が必要とされているがそれがどんな条件なのかは明らかになっていない。ソフトによって入っているとも言われている。
本当か嘘かは分からないがもしソフトをお持ちなら試しに「くらいにちようび」をリクエストしてみてはいかがだろうか。通常ならリストにない曲をリクエストしても持ち歌からランダムで選ばれる。しかし条件が満たされると暗い日曜日の曲が延々と流れ続け一切の操作を受け付けなくなるそうだ。
ちなみに暗い日曜日とはハンガリーで作られた曲で実存している。
恋人を亡くしてしまった女性が自殺を決意するという内容でこの曲が原因で100人以上の人間が自殺したという。イギリスでは放送禁止にまでなった。そのため自殺の聖歌ともいわれている。
歌詞はもちろんメロディや雰囲気も重苦しく恐怖を感じる。非常に怖い曲だ。
どうぶつの森で暗い日曜日を聴くための条件が明らかになっていないのは何故か。もしかすると条件をクリアして聴いた者はもうこの世にいないのかもしれない。