富士山と聞いて思い浮かぶのは日本一の山、そして富士の樹海。富士山を取り囲む樹海は自殺の名所として知られている。そこは霊場となっていて方位磁石が全く機能しなくなるという。
そのため意図せずに樹海へと迷い込んでしまう人間も多い。樹海に迷い込んだ人間たちが生活する集落があるという都市伝説をご存知だろうか。
そこは村とは認められていないため地図にも載っておらず正確な場所はわかっていない。さらに日本国憲法や法律が通用しないともいわれている。住人は樹海に迷いこんだ人だけではなく自殺未遂者も含まれているそうだ。入ったら二度と出られない、世間から隔離されているなどと噂されている。
ちなみに話は変わるが富士山のふもと、樹海のちょうど真ん中には本当に村が存在している。そこは郵便局や商店もあり村人は普通に生活している。村の近くには精進湖という美しい観光スポットがあり観光客もよく訪れるそうだ。実は村の名前も「精進湖民宿村」となっている。
樹海と言っても民宿村までの道路は舗装されており田舎の一般道路といった感じ。富士パノラマラインという道路名もある。一歩でも道を外れるとそこは樹海が広がっているが道沿いに進んでさえいれば問題ない。富士の樹海という言葉からは想像もつかないほど観光地としてその役目を果たしている場所なのだ。
話を元に戻すが、前述した自殺未遂者たちが生活する集落の元ネタはこの精進湖民宿村だと言われている。しかしその集落は国が極秘で作った実験施設との噂もある。民宿村はその事実を隠すためのカモフラージュになっているとも考えられる。
樹海を散策する樹海ツアーというものがあるのだがツアーコースでは絶対に近づかない場所があるらしい。第二の杉沢村、地図にない村と呼ばれるその集落は本当に実在するのだろうか。