私は癌で髪の毛が抜けている。 私は外に出るのが嫌な引きこもりだ。
たん生日に買ってもらったプラネタリウムを見る。
髪の毛が抜けている事も、お父さんのことも、この時は忘れられる。
のりたまのおにぎりを食べてると、
毛が抜けている…
かみの毛が抜けて引きこもった私。 もう、こんな人生嫌だな
えええ… また髪の毛が抜けてる。 お父さんが言った。
しょう直、生まれてこなきゃ良かった。
テレビをつけると私を溺愛している母の知人が髪の毛が亡くなった遺体が発見された
プラネタリウムから、こう聞こえた。
「返しテ…」
この日から徐々に髪の毛が増えていった。
母は確か知人を酷く嫌っていた。
知人は殺されていたらしい。