墓電話
ある日こんな事が学校の噂になった。
「4時44分に墓の前で亡くなった人に電話をすると次の日の4時44分に死ぬんだって」
と沙奈子(さなこ)が言ってきた
「そんなわけないでしょ」
と私は返したが
沙奈子が
「じゃあ確かめてみようよ」
と言っていた
「じゃあまぁ」
と私は言った
他にも早苗(さなえ)も誘った
沙奈子は
「じゃあ、明日4時30分集合ね」
早苗も私も
「わかった!4時30分集合ね」
と言った
当日、朝4時30分に来た。
だが、もう早苗と沙奈子が来ていた。私が
「二人早いね」
と言ったら、沙奈子が
「じゃあ例の墓まで行って電話するよ〜」
と言った。
しかし何故か気配を感じるのだ
しかも、何も無いとこからラップ音がしたり、突然、早苗のスマホから電話の着信音がしたりと怪奇現象が多発した。
この時点で引き返すはずだが沙奈子は奥に進んでった。
そして例の墓についたが何か黒い物を見つけた。
それは、束になった髪の毛だった。
それを見て私は急いで逃げた。
2人も一緒に逃げた。
しかしみんなのスマホから電話がかかった。
電話に出ると甲高い声の女性が
「許さない許さない許さない」
と言っていた。
私は悲鳴をあげると2人はある方向を指さしていた。
そこにいたのは電話を片手に持った、甲高い声を出している女性だった
3人は悲鳴をあげ、逃げようとしたが体が動かない
やがてその女はフラフラと歩き出し目の前に来ると悲鳴と同時に3人はいなくなってしまいました。住職は
「墓女に魅入られてしまったようだね」
といい歩き出した。
このことから学校では墓電話が学校禁止ワードになり誰も話すことはなかった。
墓電話
この話はすべてフィクションです
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