出ると有名だった大きな病院のお話です。その病院は、今もあります。
病院の西入り口に、公衆電話がありました。今は、撤去されてしまいましたが。夜中に通ると女の人が電話をかけているともっぱらの噂でした。肝試しによく、行く若者がいたらしいです。
私の友人の兄も、その一人だったようです。
夜中に数人と肝試ししていたところ、しばらくいてもなにも出てこないので、嘘だったと言う話になったそうです。じゃんけんして負けた子は、電話をするということになりました。
仕方なく負けた子は、電話をかけに行ったそうです。
その子は電話をかけて出てきたそうです。
すると、中に透けた女の人が立っていた!
皆あわてて逃げたそうです。特に肝試しした友人の兄たちは以後なにもなかったようですが。
あそこに女の幽霊が出るというのは本当だったようで、わりと広い道路沿いだったので見た人も多かったのではないでしょうか。
その病院には地下道もあって、そこも出ると聞いたことはあります。(解剖用の検体薬剤につけられてるらしいです。)
友人の兄は、金額につられて1日だけアルバイトしたらしいですが、二度としなかったらしいです。(怖かったらしい。)
ちなみに、電話がなくなってからは、幽霊の話は聞かなくなりました。