ある日、水鳥菜実子はいつも通り学校から家に帰っている途中だった。すると、未名が、「早く帰らないと、テケテケさんに会ってしまうよ。」と、奇妙な事を言った。私は怖くなった。走って帰ろうと思ったが、運が悪く、お母さんからお使いを頼まれました。
「……仕方ないか。お使いして帰ろう」
もう帰るときには薄暗い空気が漂っていた。「………不気味。早く帰らないと、」すると、後ろから。
テケテケテケテケテケテケ…………
え!?後ろを振り返っても誰もいない。
「イ・………イヤ……イヤぁぁぁぁ!!」
菜実子は全速力で走った。でも、聞いたことがある。テケテケの最高速度は約80キロ……!!逃げれる訳がない。
テケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケ……………………………………………………………。
ザシュッ……!
私は、体を真っ二つにされた。テケテケには、気をつけなきゃ……。