国道368号線の峠。現代になってこそ走りやすい道となっているが、昔は峠越えの度に死者が出るという危険な峠だった。そしてその死者は一々供養されることはなく、まとめて無縁仏として埋葬されるということもあったという。そのためその死者の怨念が今もこの地に色濃く染みついており、事故を誘発することがあるという。主な怪奇現象としてはブレーキが効かなくなる、うめき声がする、肩を掴まれるなどの現象が報告されている。