横浜市鶴見区の鶴見川沿いに幽霊が出る地下道があるという。
場所は京浜東北線の川崎~鶴見駅間、鶴見川に架かるJRの鉄橋の下。鶴見川と平行する歩行者用の地下道。ボックスカルバート型の地下道で、上には横須賀線、京浜東北線、東海道線、東海道貨物線、JR貨物線の計10本の線路があるため、地下道もけっこう長い。
この地下道には女性の霊が出るという噂がある。なぜ女性の霊が出るかと言う話だが、鶴見川の改修工事がなされる以前、この辺りは葦(あし)が生い茂り、よく水死体が流れ着いたそうだ。そのため女性の霊は水死者の霊ではないかと言われている。
実際に地下道の東側、鶴見ポンプ場の前に「鶴見川水難者慰霊供養塔」が建てられていて、郷土史によれば、昔の鶴見川はよく氾濫し、大量に生えた葦に白骨化した遺体が入り込んでいたという。人々は水死者を供養し、その遺体を『お骨さま』と呼び、詣でると眼病が治ると言われていたそうだ。
その後、関東大震災や河川幅拡張等により『お骨さま』の墓は鶴見川に飲み込まれたが、昭和54年に河川工事により蛇行していた鶴見川を直線に改修し、昭和55年に地元の方々の手で水難者の墓が復元されたという。
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