行者山の遍路道にある稲荷大明神だが建物が崩壊寸前で、窓が割れており祭壇をしっかり見ることができるが、長年放置しているためか、かなり荒れている。
建物周囲に小さな祠が幾つかあるが、こちらには遍路さんなのか地元の人なのか分からないが、小銭が置かれている。
長くいると建物内からラップ音がし、何者かが近付いてくる気配もする。
中に入れるかは不明だが、壊れた洗濯機が建物内にあり、洗濯機の場所から中に入れそうな感じはする。
行者山の本当の名は、洲山(すやま)と言い、陶山(すえやま)氏が治めていた平安時代の城山。
近くの金浦湾一帯で源平合戦が行われており、もしかしたら戦いで亡くなった兵士が遍路道を歩き、稲荷大明神にお参りをしているのかもしれない。
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