鴨川市天津、林道天津線沿いにある廃神社。元々この神社は江戸時代まで、大山祇神(おおやまつみのかみ)と滑山大明神(ぬかりやまだいみょうじん)を祀っていたが、明治元年(1868年)に神仏分離令が発令され、滑山教会所と名称を変えたそうだ。
その後、教派神道の御嶽教の傘下に入り御嶽教大山祇教社となったらしい。廃神社になった時期については、1958年に廃社になったとする説と、3代目の教祖(教会主)は1980年代までご存命だったとする説があり、はっきりしたことは分からない。
いずれにせよ、廃神社になってからかなり時間が経過し、境内は藪に覆われていて、わずかに狛犬と手水舎が確認出来るくらいだ。本殿は2019年頃までかろうじて形をとどめていたが、現在は完全に倒壊しているという。
特に曰くはないが、不気味な雰囲気から心霊スポットとされることもある。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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