泉佐野市の犬鳴山温泉にある廃旅館。登記簿によると昭和32年(1957)11月に所有権保存の登記がされているため、この頃に開業したと思われる。閉館時期は不明だが、一説によると昭和59年(1984)頃だという。
この物件は廃墟としても有名だが、同時に心霊スポットでもある。理由は以前近くの山林で、死体遺棄事件もしくはそれに類する事件があったのが原因らしい。ただしこの死体遺棄事件のソースは不明なので、はっきりしたことは分からない。
また周辺の犬鳴山は霊場として昔から知られており、そのために種々雑多な霊が集まって来るとも言われている。
そのため、廃墟に近づくと大勢の人の気配を感じたり、常に監視されているかのような感覚に陥ることもあるという。実際にこの廃旅館に潜入した人が写真を撮ったところ、その1枚の写真にたくさんの顔がびっしり写っていたという話もある。
現在建物がかなり損壊しているらしい。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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