武田氏の旭山城に対する向城として上杉氏が築いた城だと言われている。川中島の戦いでは武田氏、上杉氏双方にとって重要な拠点であったため争奪戦が行われ、最終的に武田氏の城となったようだ。
1962年に長野市が観光スポット化に乗り出し、4階建ての鉄筋コンクリート製の模擬天守を建設。一時期は夜景スポットになっていたが、戸隠バードラインの地すべりによる廃道化などで来場者が激減したため、現在天守閣は閉鎖され実質廃墟と化している。
もともと合戦で多くの武士が亡くなった場所であり、また火葬場が近くにあるために心霊的なうわさが絶えない。森の中に人がいないのに足音が聞こえる、恐い顔の女性が出て来て追いかけられるなどの話が聞かれる。
山のふもとには、合戦で討死にした武士の怨念が宿ると言われる「七曲りの一本松」があり、こちらも心霊スポットとして有名。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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