バグが一切無いゲームを開発するのはとても難しい。バグとは想定外に起きてしまうものだからだ。しかし中には認知されているがあえて残す場合もある。初代ポケモンの赤緑にも取り除かれる事のできなかったバグが残っている。
ゲーム中にある操作をすると「ハンテンとにいいちたっすシキサイド」という言葉が見つかる。それを「画像効果反転+21色彩度」と解釈して、改造できる機械を使いいろいろな場所で試した結果あるメッセージが浮かび上がったのだ。
その場所はクチバシティのサントアンヌ号、主人公とローマ字だけが映りその文字は「GENGA WA NAKAHASHIKOUYOU」と出ていた。
「ゲンガーはなかはしこうよう」
「なかはしこうよう」という人物はポケモンの開発者であり、ゲンガーを考案した人物だと言われている。さらに噂ではこの「なかはしこうよう」なる人物は既に亡くなっているというのだ。追悼の意味を込められてこのバグを取り除かなかったのかもしれない、というのがこの都市伝説だ。
この話が真実だとしたら、スタッフクレジットには「なかはしこうよう」の名前は出てこないが、このバグのおかげでゲーム内に名前を残す事ができたのかもしれない。