愛知県犬山市にある入鹿池の東の山林に八曽という所がある。
数年前まで八曽キャンプ場のあった所のすぐ近くの川原にての出来事。
小学生の頃に友人3人とテントを張って一晩過ごしてみることにした。
キャンプ場はお金が掛かるので、そこから数百mほど離れている川原にテントを張ることにした。
夕暮れ時になると森の中という事もあり、すぐに暗くなってしまった。
その時にキャンプ場の管理人の人が通り掛かり、川原は増水すると水没して危ないからやめとくようにと警告された。
しかし、あまり気にもせずそのまま続行した。
夜中になると真っ暗闇で周りは何も見えない。
狭いテントに3人入って夏場なのでマットを敷いて雑魚寝していた。
虫の鳴き声だけはテントの外からうるさく聴こえていた。
しばらくすると川原の石が擦れる音が聴こえてきた。
石の上を歩くと出る独特な音なので誰かがテントへ近寄って来たのだと思い、みんな警戒していた。
3人で顔を見合わせ、外はどうなってるんだろう?とヒソヒソ話していた。
その直後、テントの側面に手のひらで無数に叩きつけられ出した。
何分続いたのか分からない、その間あまりの恐怖で3人とも身動きも取れずにいた。
やがてテントを叩く手が突然なくなり静かになった。
外からは虫の声以外は聴こえなかったのでもう誰もいないのだろうと外へ出てみるとやはり誰もいなかった。
あれは一体何だったんだろう?