豊田市駅とその周辺には、昔から真夜中になると、「赤いジャケットスーツ」を着た男が出没するという。
すでに閉店したビルの窓から下をのぞいていたり
だれもいないはずの、百貨店の渡り廊下を行ったり来たりしたりと神出鬼没に現れるのだとか。
見た人の話では、宣伝屋の「サンドイッチマン」の姿とよく似ているそうだ。
百貨店で夜中に巡回している警備員もよくこの「赤いジャケットの男」を目撃していたらしい。
駅前には屋上円形展望レストランがあったのだが、その窓ガラスにべったりと体を張りつけて外を見下ろしている姿を何度となく見たとのことだ。