死霊館
アメリカでは非常に有名な超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が、これまでに調査したものの中で「最も邪悪で恐ろしい事例」として1971年に体験した衝撃の事件を基に描いた本作は、新居先で起きる怪奇現象に悩まされるペロン一家の体験談でもある。
実際のペロン一家が撮影現場に訪れた際にセット内で強い風を感じたり、また現場の訪問を最後まで拒んでいた妻のキャロリンは現場に"得体の知れない何か"が存在していると言っていた。
アナベル・死霊館の人形
本作は『死霊館』が始まるまでを描いたスピンオフ作品ですが、ジョン・R・レオネッティ監督によると撮影中に2つの衝撃的な怪奇現象が起こったんだとか...1つは、撮影準備中に監督はセットのリビングにある窓上に3本の指跡が窓に沿って描かれているのを発見。それは劇中に登場する3本の指と鋭い爪を持つ悪魔のものと一致しており、それを見た時監督は凍りつく思いをしたそうだ。2つ目は、プロデューサーのピーター・サフランの目撃談で、突然照明の備品が管理人を演じる俳優目がけて落ちてきたそうですが、それは偶然にも管理人が悪魔によって殺されるシーンの撮影中に起こった。