1892年にマサチューセッツ州の高級住宅街で残酷な殺人事件が起きた。被害者である夫妻はオノで頭を叩き割られていた。アンドリュー・ボーデンとアビー・ボーデンのボーデン夫妻だ。
第一発見者は夫妻の娘であるリジー・ボーデン。リジーは容疑者として疑われたが証拠不十分により無罪判決を受けた。
無罪放免となったリジーは両親が残した財産で散財を繰り返す。リジーに同情していた近隣住民も好き勝手に暮らすリジーを見て「やはり金目当ての犯行だったのだろう」と噂するようになった。
真犯人は見つからず事件は迷宮入りした。
惨劇の場所となったこの家は100年後に「リジー・ボーデン・ベッド・アンド・ブレックファスト・ミュージアム」と名づけられ観光施設になった。
宿泊もできるこの家はリジーボーデンハウスとも呼ばれている。
ボーデン夫妻の霊が現れると噂され世界中から観光客がやってくる。上の階から足音が聞こえる、壁にかけてあった写真が落ちるなど。リジーの霊が現れ観光客に話しかけてくるとの噂もある。
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