左京区岩倉、霊法山の上にある宗教施設の廃墟。
鬼法教は1959年11月26日に、笹沼鬼法という人によって開教された鬼子母神を本尊とする宗教団体だそうだが、それ以外の詳細はよくわからない。主に先祖供養、水子供養、悪縁切り、星祭りなどの行事を行っているらしい。
以前はこの山の上に本部があったが、だいぶ前に伏見稲荷の裏参道(深草開土口町)に移転したため、山の上の施設は廃墟と化している。いつ頃に廃墟になったかは不明だが、ネットでは2005年頃にすでに廃墟としての記述がある。
曰くについてもよくわからないが、心霊スポットと言われており、実際に訪れた人の話では、廃墟になっているにも関わらず、飲みかけの湯気が立ってるコーヒーカップが置いてあったという。また建物内部には割れた鏡があり、この鏡を覗き込むと、自分の顔が不気味にゆがんで映るのだという。(鏡は割れているだけで、湾曲していない)
もともとはパワースポットだったのかもしれないが、現在はバランスが崩れて、心霊現象が起きやすい環境になっている可能性がある。
ちなみに鬼法教の「鬼」という文字は、正式には鬼子母神と同様に上に点のつかない文字を使う。これは改心して「角を外し」善神となった鬼を指しているのだそうだ。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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