その昔、『太平記』という書物の二十三巻「大森彦七事」に残されている。
暦応5年(1342年)、魔住ケ窪に一人の若い女が佇んでいた。声を掛けると、女は道案内をお願いし、一緒に行くことになる。その途中、女は八尺(2.4m)以上の身の丈になり、その顔は鬼女そのものに変わり追いかけてくる。
それ以降、そのような姿の女性が追いかけてくるため慰霊碑をつくった。
この周りでは女性の声や追いかけられるような感覚になるという。
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