道後温泉から2キロほど離れた山の中にあるラブホ廃墟。戦国時代の城を模したホテルは1980年代に建てられ、2003年頃まで営業していたらしい。しかしその後、県税滞納により建物と敷地は愛媛県庁に差し押さえられ、現在は愛媛県の所有となっている。
バブル期に建設されたこともあり、その造りは豪華で、土地面積1万4995平方メートルの敷地に建てられた鉄骨造り5層の天守を持つ城は、下手なテーマパークより立派だったと言われる。また、営業時には1泊50万円の部屋もあったというのだから驚きだ。
このホテルに関する曰くだが、「以前殺人事件があり、そのせいで流行らなくなりオーナーが税金を払えなくなって手放した」とか「ホテルの1室で自殺をした人がいて、それで流行らなくなった」という噂がある。これらはあくまで噂レベルの話だが、このために自殺者の霊が出るなどと言われ、地元では心霊スポットと言われるようになったそうだ。
インターネットオークションなどを通じて何度か公売にかけられるも、いまだ落札には至っていない。
※現在、愛媛県の所有となっていますので、勝手に内部に立ち入らないようお願いします。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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