福山市本郷町にある廃墟となった温泉宿。この辺り一帯には、以前本郷温泉という温泉街があり、1965年の最盛期には12件の宿泊施設があったという。しかしその後のレジャーの多様化で徐々に寂れ、2016年に本郷温泉最後の旅館であった「末吉旅館」が閉館して、温泉としての歴史に幕を閉じた。
大谷荘は2000年以前に旅館としては閉業し、その後学生寮となり、さらに某キリスト系新興宗教団体の集会所になっていたと言われる。それを裏付けるかのように、残留物の中には聖書の一節を書いたメモや、礼拝かミーティングのために用意されたと思われる原稿のようなものがある。カレンダーは2005年8-9月で止まっているため、その辺りまでは使われていたようだ。
この旅館の曰くだが、廃墟となった旅館には経営者家族の遺影や位牌が残っていて、さらには預金通帳や財布まで残されているという。いくら夜逃げでも通帳や財布は持っていくものなので、家族の間で何か事件が起きたため、建物が放置されたのではないかと言われている。
位牌と遺影がある経営者の居住スペースで人の息づかいが聞こえたり、ラップ音がするという噂だ。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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