鹿児島市吉野町、国道10号線花倉交差点近くにある病院廃墟。この病院は1942年に﨑元病院花倉分院として開設され、その後1962年に結核病床と精神科病床が追加された。1989年に医療法人仁愛会花倉病院となったが、事件はその4年後の1993年8月6日に起きた。
1993(平成5)年8月6日、鹿児島市を中心とした地域を集中豪雨が襲い、これにより病院の裏山で土砂崩れが発生した。土砂崩れは病院を直撃し、巻き込まれた入院患者と避難住民の15人が死亡する惨事となった。
病院は1年間休診し、その後鹿児島市吉野町の高台に移転するが、土砂崩れに襲われた旧病棟は今も残されたままだ。また病棟に入るのは危険なため、現在立入禁止の看板が立てられている。
この病院に関する噂も上記の災害に関連したものが多く、土砂崩れで生き埋めになった方の遺体がまだ埋まっているとか、土砂崩れで亡くなった犠牲者の霊が出ると言われている。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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