高暮ダムは、戦時中の人手不足から、騙したり、拉致するなどで故郷から連行されて来た朝鮮人らによって築かれました。
この地で強制労働を強いられた朝鮮人労働者は少なくとも2000人以上と言われています。
日本人の労働者も居ましたが、不当な低賃金で、トロッコ押しなどの重労働や、隧道掘りなどの最も危険な労働を強いられました。
過酷な労働や虐待に絶えかね逃亡者も多く、今世紀に入ってからも周辺から複数の白骨が見つかっています。
ダム本体の打設では、上からシュートで落とされるコンクリートに人が巻き込まれても、そのまま救出する事もなく作業は続行され、堤体の中に埋められる者も居たと、逃走して生き延びた方が証言しています。
その為このダム工事作業中に亡くなられた作業員の霊の目撃談や、昼間でも男性の断末魔の叫び声や呻き声が聞こえるという。
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