樺島(かばしま)灯台。長崎市の樺島南端にある灯台。海抜100mの断崖の上にある白亜の灯台で、昭和7年(1932)に竣工。
この場所は観光スポットとしても知られるが、やはり崖の上にあることから、ここから海に身を投げ自らの命を絶つ人が一定数いるらしい。夜中灯台に行くと、誰かに後をつけられてる気配がするなどと言われる。
実際に友達数人と夜中に灯台を訪れた人の話によると、灯台に行くまでは何事もなかったが、灯台からの帰り道でその事件は起きたという。灯台からの帰路、何者かが自分たちの後ろからついて来る気配がしたのだそうだ。そしてその気配はどんどん近づいて来る。思い切って後ろを懐中電灯で照らすと、そこには友達の物とは違う革靴を履いた足元が見えた。しかしその足の上にあるべき体はどこにもない。その瞬間、全員が全力疾走で駐車場まで逃げたという。
直近の事件としては2021年6月22日、樺島灯台下の展望台付近で25歳の専門学校生が行方不明になり、後日灯台近くの海で遺体として発見されることがあった。
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