平安時代後期に隆盛を誇った一族、平家が祀られている神社の一つ。この神社はその一人、平有盛を祀っているとされている。古くからこの地では平家が奄美大島で亡くなったという事実はないながらも平家の家紋「揚羽蝶」を掲げた霊が襲いかかってくるということがよくあった。
さらに江戸時代には50人以上の人々の惨殺死体がこの神社の境内より見つかった。さらに遺体の中には額に平家の家紋が彫られているものもあった。このようなことがあったので人々は平家の祟りを恐れ墓地や慰霊碑を建立した。
これはあくまで伝説の一つに過ぎないが、今でも平家の幟を持った侍の霊が目撃されているという。
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