茨城県行方市、霞ヶ浦東岸の高台の上に建つ洋館廃墟。赤い屋根から「赤別荘」と呼ばれているが、実際は別荘ではなく地元の有力者、地主の住居だったようだ。鬱蒼(うっそう)とした竹やぶの中に建っているため、別名「竹林の洋館」とも言われる。
大正時代の1922年に建てられた家で、外観は洋館だが一階部分は純和風の造りとなっている。残留物の本や日用品を見ても、戦前から戦後まもなくの頃のかなり古い物が多い。
主に廃墟物件として知られ心霊スポットとしてはマイナーだが、一部に廃屋内で人影を見た、人の気配がするなどの噂がある。
屋敷のたたずまいから、この家は一見品のいい地方の資産家といった感じがするが、実はこの家の主(あるじ)は悪徳な金貸し業を生業(なりわい)としており、農民に法外な利息で金を貸し付け、お金の支払いが滞ると、担保に取った田畑を巻き上げて私腹を肥やしていたと言われる。
このため屋敷には、田畑を取られて泣き寝入りした小作人の怨念がこもっており、数々の心霊現象を引き起こしているのかもしれない。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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