浅川地下壕(あさかわちかごう)。太平洋戦争中、現在のJR高尾駅南にある金比羅山地下に建設された巨大な地下壕で、「イ地区」「ロ地区」「ハ地区」の3地区に分かれており、その総延長は10キロメートル以上にも及ぶという。
建設は昭和18年(1943)末から始まり、当初は陸軍の地下倉庫あるいは大本営の移転先として検討されたが、結局は中島飛行機武蔵製作所の疎開工場として使用されることになった。昭和20年(1945)には、実際に工作機械が運び込まれ、戦闘機のエンジンが製作されていたようだ。
この地下壕建設には、主にダイナマイトを使用する発破(はっぱ)工法が多用され、そのためダイナマイトの爆発に伴う事故も多く発生したらしい。壕内には今でもこの時の事故で亡くなった作業員の霊がさまよっていると言われている。
実際に1999年には、「イ地区」でダイナマイトなど3トンの火薬が発見されている。現在は「イ地区」のみ月一回公開されているらしい。
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