笠松山の山麓、古法華自然公園の中にあるお寺。「こほっけ」、「フルボッコ」などと読み間違えられることもあるが、正しい読みは「ふるぼっけ」らしい。
古法華(ふるぼっけ)石仏と称される飛鳥時代の三尊石仏(重要文化財)があることで知られる。「古法華」とは「法華山一乗寺の旧地」という意味で、昔はこの山に一乗寺があったそうだ。
水子地蔵のある一乗寺が心霊スポットとして有名だが、こちらの古法華も心霊スポットだと言われている。この山の曰くは、簡単に言うと山全体が古戦場だということらしい。
寺の北西に善防山城跡(笠松山砦跡)があり、この城は嘉吉元年(1441)に起きた「嘉吉の乱」で山名氏の攻撃を受け落城している。
室町幕府の6代将軍足利義教を暗殺した赤松満祐(みつすけ)と弟の則繁は、幕府の追討命令を受けた山名氏の攻撃を受けた。ここ善防山城に城主は不在だったものの、赤松氏側の軍勢が立てこもっていた。この戦いで山名氏の軍勢は城を火攻めにして、籠城した兵士を皆殺しにしたとも伝えられている。
実際にこの戦いはかなりの激戦だったようで、明治初期まで山の各所から白骨が出てきたそうだ。そのため古法華にある岩には霊が取り付いてるとも言われている。
夜中に公衆トイレから人の形をした黒いモヤが出てきて消えるのを目撃した人がいるらしい。また友達グループと肝試しに来たところ、同行していた女の子が急に泣き出し、さらには痙攣して気を失ったという話もあり、人によってはかなり強い霊障を受けることもあるようだ。
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