洛陽(らくよう)の滝。芝桜で有名な紋別郡滝上町にある滝。町内を流れる渚滑川(しょこつがわ)には滝がいくつもあり、芝桜と合わせて観光名所になっているが、渚滑川では自殺や水難事故も相次いでいるという。
最初の事件は昭和初期の話で、この滝の近くで赤ん坊を背負った女性が川に身を投げたのだそうだ。現在、洛陽の滝の横には弘法大師の像があるが、これは渚滑川で亡くなった人たちを供養するために建てられたと言われている。そしてこの弘法大師像の近くで写真を撮ると、かなり高い確率で心霊写真が撮れるという噂だ。
また洛陽の滝から800mくらい上流、サクルー川と渚滑川の合流地点に「虹の橋」という観光名所がある。元々この橋は、昭和60年(1985)に廃線となった国鉄渚滑線の鉄橋だったのだが、平成2年(1990)に観光スポットとして2階建ての歩行橋にリフォームしたものらしい。この橋でも自殺があり、夜中は霊の歩く橋として地元では知られている。
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