白雉元年(650年)に役行者が創建したと伝えられる古刹で、岩屋不動さんとも呼ばれる。春になると境内に咲く石楠花(しゃくなげ)でも有名。
その一方この寺は、都から追いやられた魑魅魍魎の類いが最後の砦とした場所とも伝えられ、様々な怪奇現象が起きると言われている。
作家の司馬遼太郎氏が新聞記者時代に度々訪れて怪現象に遭遇したという話が有名。それは昭和23年の夏、司馬遼太郎氏が寺の茶室で泊めてもらった時のことだった。夜になって氏が床につくと、地震でもないのに突然3方の障子がガタガタと音を立てて揺れたのだと言う(※)。
(※) 『司馬遼太郎が考えたこと1』,「石楠花妖話」, 司馬遼太郎, 新潮文庫, 2004/12/22
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