保瀬は野となれ、山となれ。
餓死後50年にして保瀬を壊滅させる。
そして100年は人が住めぬようにしてやる。
これは村ぐるみで疎外されていたお杉の言葉だ。お杉は愛する夫の吾子の頭にクワを振り下ろしてその命を絶った。
そして呪いの言葉を吐き捨て、娘のお玉と共に吾子の遺体を抱いて川に飛び込んだ。
そして1892年7月25日に保瀬山が崩壊。村に住んでいた家族11名と出稼ぎで泊まっていた36名の林業従事者が生き埋めになった。
母子の怨念が引き起こした祟りと恐れた住人は母子の墓を作り弔った。
しかしその怨念が浄化されることはなく今でもこのあたりでは怪奇現象が起きている。
川辺に立つ母と子の姿や2つの火の玉が目撃されている。
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