投稿者がまだ赤ん坊であったときに撮影された写真である。彼を抱きかかえている少女は、投稿者のお姉さんだそうである。さて、この写真に起きている異変に、あなたはもうお気付きだろうか。少女の右手に抱えられている人形の目を、ご覧いただきたい。その可愛らしい姿とは裏腹に、睨み付ける様な鋭い視線を、少女に向かって投げかけている。そして赤ん坊の脇腹辺りからは、何者かの脚が突き出ている。投稿者の話では、この写真の撮られた4年後に、お姉さんは不慮の事故で亡くなった。そして彼女が棺に納められた時、この人形も一緒に入れられた。しかし、その時見た人形の目は、もっと愛らしかったそうである。人形は、お姉さんが拾ってきた物らしいのだが、おそらくそれ以前に呪われていたと考えられる。この人形と少女の死は、おそらく無関係ではないだろう。