グリマスサッカー。
ドナルド・マクドナルド「さあて」
ハンバーグラー「やりますか」
バーディ「そうね」
深夜。集まる3人。三人の視線の先には寝巻き姿で眠っているグリマス。
グリマスの体は縄で拘束されている。
ドナルド・マクドナルド「試合開始だ」
ドナルドがそう言うとハンバーグラーが「ああ」と言って頷く。
バーディ「いただき」
バーディがグリマスの胴体を右足で勢いよく蹴り上げる。
ハンバーグラー「ずるいぞ、バーディ」
ドナルド・マクドナルド「ずるーい!」
グリマスは「ゲボぁッ」と声を発した。
グリマスの体は一瞬宙に浮いたが地面に落ち転がっていく。
ドナルド・マクドナルド「次は俺だ!」
ドナルドは転がるグリマスを右足で止めると、そのままグリマスの顔を右足で
勢いよく蹴った。
グリマス「ウヘァッ」
グリマスは転がらない。
ドナルド・マクドナルド「これか?」
ドナルドはグリマスの胴体を今度は左足で勢いよく蹴った。
グリマスは「グファッ、あ、あれ」
と転がりながら目を覚ましたような声をあげた。
ビッグマックポリス「お前ら」
グリマス「た、助かった、ビッグマックポリスが来てくれた」
ビッグマックポリス「私も混ぜなさい」
グリマス「ええ!?」
ビッグマックポリス「ハンバーグラー、パス!」
ビッグマックポリスが左足でグリマスの胴体を蹴る。
わずかにグリマスが転がり、そこにハンバーグラーが
右足でタッチしてそのまま右足でダイレクトにシュート。
グリマスの口から血が吹き出る。
グリマスはその後、翌朝、公園の地面に放置されていたところを通行人に発見されて病院に入院した。
グリマス「いつの日か」
グリマスは病院のベッドの上でそうつぶやくのだった。