これは、私が中学生の時の話です。
父の仕事の都合で、大阪に引っ越しました。
中学校では、こっくりさん(キューピッドさん)が流行りました。
私もやってみたかったのですが、やはり怖いです。
転校から1ヶ月で女子のリーダーとなった私には、手下がたくさんいました。
そこで、手下AとBとC(全員仮名です)にやらせました。
そして私は、手下には好きな質問を好きなだけさせ、一番最後に私のリクエストした質問を聞かせました。
そのときの会話になります。
私 じゃあやっていいよ
A D君は、わたしのことが好きですか⁉️
ズリズリ・・はい
A わー、嬉しい!
B じゃ、次は私ね。
Eちゃんは、F君と付き合ってるんですか?
ズリズリ・・つ き あ つ て な い
ま る ま る と つ き あ つ て る
B まあ、校則違反だわ。校長に通報しないと。
というかんじで、手下たちは質問を終えました。
次は私の番です。
本当を言うと、家に帰ったらSNSに結果をアップしようと思っていました。
こっくりさんの真偽のほどを、みんなに伝えたいからです。
じゃあ、これを質問して。
A 私さん(筆者)は幼稚園の頃何組ですか?
・・・
私 ほーら、何にもならなかったでしょう
と、そのときでした。
手下の中で、一番私に忠実だったBが、みんなにつられて土下座で謝ろうと、
10円玉から手を離しました。
すると、誰も10円玉に触れていないはずなのに、10円玉が正確な答えに動いています。みんなが叫びました。もちろん、言い出しっぺの私も。
これで、私のこっくりさんの話を終わります。
後日談は、またいつか書きます。
それまでお待ちください。